2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
1997年に発行された少し古い本である。文章の語り口がとても優しくて読みやすい。素直に頭の中に入るというか「こころのなか」に入り込む文章だった。著者は多くの本を書いていると思うが、この本以外も読みたいと思った。実は私はこれまで著者の鈴木秀子さ…
以前、紹介した「死は存在しない」の著者である田坂広志さんの著作である。本の帯に「幸運は不運な出来事の姿をして、やってくる」と書いてある。まさに「人間万事塞翁が馬」と同じことを言っている。一見、不幸なことに見舞われても、そのおかげで幸運なこ…
ベトナムのホーチミンに仕事で来ました。日本は急に涼しくなってしまいましたが、こちらはつい最近までの日本のように蒸し暑くて毎日のようにゲリラ豪雨があります。待ちには車とバイクがあふれ、とても活気があります。歩道などは舗装が十分ではなく、注意…
1946年に出版されたヴィクトール・フランクルによる書籍である。精神科医である彼が第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された経験をもとに、医師と研究者の立場で「生きることとは何か」について淡々と書かれた本である。極限状態でも鋭い観察力で…